01 · CAPSULAR CONTRACTURE
被膜拘縮
インプラント周囲に形成される被膜が異常に肥厚し、収縮することによって、硬さや形状の歪みが生じる状態です。重症度の評価にはBaker分類(grade I〜IV)を用います。グレードが上がるにつれて痛みや変形が悪化し、矯正の難易度も高くなります。
Baker分類 grade I〜II(軽度)
柔らかさがわずかに低下している段階です。マッサージ、抗炎症剤や抗線維化薬の内服、経過観察によって管理し、必ずしも手術を必要としません。
Baker分類 grade III(中等度)
外見上の変形を伴います。被膜切除術+インプラント入れ替えが標準術式です。再発リスクを低減するため、留置レイヤーの変更を追加することもあります。
Baker分類 grade IV(重度)
痛みと重度の変形を伴います。完全被膜切除術+インプラント入れ替え+新規ポケット再建(neopocket)が推奨されます。再発予防のため、インプラントの表面(テクスチャード/スムース)の変更も検討いたします。
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