MAMMOTOME · INFORMATION

マンモトームとは、原理から再発まで

吸引式乳房組織切除がどのような施術か、どのようなしこりが対象となり、どのようなしこりは対象外なのか、切開手術と何が違うのかを整理しました。

当院ではマンモトームを行っておりません

Umnagumo美容整形外科は豊胸手術および乳房関連の形成手術を行う医院であり、マンモトームは実施しておりません。マンモトームは乳腺外科(外科)の診療領域です。このページは施術をお調べの方が正確な情報を得られるように整理した資料であり、当院での施術をご案内するページではありません。

乳房に触れるしこりがある場合は、まず乳腺外科で超音波によりその性質を確認されるのが順序です。豊胸インプラントが入っている状態で生じた変化についての診療は当院で可能です。

INDICATIONS & LIMITS

どのようなしこりがマンモトームの対象になるのか — 適応と限界

マンモトームは、切除に先立って病変を見きわめるところから始まります。適応となる病変とそうでない病変を分ける一般的な基準を整理いたしました。個別の判断は診療を通じて行われます。

01 · GOOD CANDIDATES

適応となる場合

超音波で境界が明瞭な良性所見のしこり、代表的には線維腺腫が切除の対象として検討されます。

02 · NOT THE ANSWER

マンモトームで対応しない場合

悪性が疑われる、あるいは確認された病変は、外科的切除とそれに応じた専門治療の対象であり、マンモトームはこれに代わるものではありません。

03 · DIAGNOSIS FIRST

診断が先

画像と診察で適応の可否をまず判断し、所見によっては切除よりも経過観察が適切な場合もあります。

切除を検討する場合 — 超音波で境界が明瞭な良性所見のしこり(線維腺腫など)が代表的です。経過観察中に大きくなっている場合、触れることによる不快感や心理的な不安がある場合、組織の確定診断が必要な場合にも、切除を検討することができます。ただし同じ良性所見でも、大きさ・位置・個数によってアプローチが変わり得るため、切除の可否は画像と診察の結果を総合して決定いたします。

マンモトームで対応しない場合 — 悪性が疑われる、あるいは確認された病変は、外科的切除とそれに応じた専門治療の対象です。マンモトームはこれに代わる施術ではなく、そうした所見が確認された場合には乳腺外科・腫瘍専門の診療が優先されます。

診断を先に立てる理由 — 画像(超音波)と診察で適応の可否をまず判断し、必要であれば組織検査を先行いたします。すべてのしこりを一律に切除するわけではなく、所見によっては切除よりも経過観察のほうが適切な場合もあります。切除そのものが目的になっている診療であれば、一度確認されることをおすすめいたします。

VS OPEN EXCISION

マンモトームと切開手術、何が違うのか

どちらも乳房のしこりを切除する方法ですが、目的と進め方が異なります。どちらか一方が常に優れているわけではなく、病変の所見によって適した方法が変わります。

マンモトーム(吸引式切除)

数mmの最小切開で超音波を確認しながら病変を切除し、多くは局所麻酔で行われ、当日の日常復帰が可能な場合が少なくありません。

切開切除術

病変をひとつの塊として完全に摘出する必要がある場合に必要となる方法で、皮膚の切開と縫合を伴います。

マンモトーム(吸引式切除) — 数mmの最小切開で行われるため、傷あとの負担が小さめです。超音波ガイドで病変をリアルタイムに確認しながら切除し、多くは局所麻酔で行われて縫合の負担が少なく、当日の日常復帰が可能な場合が少なくありません。切除で得られた組織は必要に応じて病理検査で確認されます。

切開切除術 — 病変をひとつの塊として完全に摘出する必要がある場合、たとえば悪性が疑われる病変などで必要となる方法です。皮膚の切開と縫合を伴い、回復のプロセスもそのぶん異なりますが、病変の性質によっては、こちらの方法のほうが適していることもあります。

結局のところ、病変の大きさ・位置・所見によって適した方法は異なり、どの方法で切除するかは診断の結果が決めます。どちらが適しているかは実際に超音波を見て判断する必要があるため、乳腺外科の診療でご確認いただくのが正確です。

FAQ

よくあるご質問

Q. Umnagumo美容整形外科でマンモトームを受けられますか?
いいえ。当院ではマンモトームを行っておりません。マンモトームは乳腺外科で行われる施術であり、このページは施術をお調べの方のための情報整理です。豊胸インプラントが入っている状態での変化についての診療は当院で可能です。
Q. マンモトームは傷あとが多く残りますか?
数mm程度の小さな切開で行われることが多く、縫合がほとんど必要なく傷あとの負担が小さめです。ただし切開が小さくても傷あとは残り得るため、傷が残らないと断定することはできません。切開の位置・サイズは病変の位置と大きさによって異なります。
Q. しこりが複数ありますが、一度に切除できますか?
超音波で確認しながら切除するため、一度の挿入で複数の腫瘤の切除を検討できる場合があります。実際に可能かどうかは、病変の位置・大きさ・個数に応じて診療のうえで判断されます。
Q. マンモトームで切除すれば再発しませんか?
切除した病変そのものは取り除かれますが、再発の報告があります。メタ分析では統合再発率が約3.9%、3cmを超える良性病変のコホートでは9.0%と報告された例もあります。乳房組織の特性上、別の部位に新たな腫瘤が生じることもあるため、定期的な経過観察が推奨されます。
Q. 悪性(乳がん)の可能性もありますが、マンモトームで治療できますか?
治療できません。マンモトームは良性腫瘤の切除および診断目的の組織確保のための方法であり、悪性疾患の治療に代わるものではありません。吸引式生検の後に乳がんが確認された49病変を手術した研究では、40件(81.6%)に腫瘍の残存が認められました。超音波で病変が見えなくても完全切除が保証されないという意味です。
Q. 豊胸(インプラント)をしていますが、しこりが見つかりました。どこへ行けばよいですか?
まず乳腺外科で病変の性質を確認されるのが順序です。インプラントが入っている場合は、位置や被膜との関係を画像で確認してアプローチを計画することになります。当院はマンモトームを行っておりませんが、インプラント自体の状態や豊胸手術後の変化についての診療は可能です。